シャンソン化粧品のエステサロンに通われているお客様を対象に、コロナ禍3年目を迎えた今の肌状態や生活様式の変化について意識調査を実施しました。カテゴリーをスキンケアとメイクに分け、コロナ禍で生じた肌悩みや、スキンケア・メイクの変化などを調査しました。前回はスキンケアについて紹介しましたが、今回はメイクと生活様式に関する調査結果を紹介します。

【調査概要】
調査期間 : 2022年2月28日〜3月3日
調査対象 : シャンソン化粧品エステサロンに通うお客様 10代〜70代女性 1,063名
調査方法 : インターネット調査


■メイクに関する関心度—83.5%が「興味がある」

メイクの関心度は「とても興味がある」(28.9%)、「興味がある」(54.6%)、「あまり興味がない・全く興味がない」(合わせて16.5%)という回答結果でした。97.5%が「とても興味がある・興味がある」と回答したスキンケアの調査と比較するとやや関心度が低い結果となりました。年代別で見ても、メイクにあまり興味がない層が一定数いることが分かります。
また、20代以下、30代にはグラフの構成比に大きな差はありませんが、40代になると「とても興味がある」が15.7ポイント減り、「あまり興味がない・興味がない」(合わせて16.5%)が9.5ポイント増えています。メイクへの関心度は40代が一つのターニングポイントと考えられます。

■メイクに関して、かける時間・アイテム数・かけるお金が「減った」人はそれぞれ30%前後

コロナ前後で変化した美容における時間・アイテム数・お金の各項目で、メイクは「減った」という回答が30%前後でした。各項目で半数近くが「増えた」と回答していたスキンケアの調査との違いが顕著に表れました。

■マスク生活で使わなくなったメイクアイテムは「口元」のアイテムが圧倒的多数


以前は使用していたのに、マスク生活で「使わなくなった(使う頻度が少なくなった)」メイクアイテムの設問で、圧倒的に多かったのは、「リップカラー」や「リップグロス」などの口元のアイテムでした。口元系のアイテムに次いで多いのはチークカラーの43%です。
ベースメイクはリキッドファンデーション(17.7%)、パウダリーファンデーション(13.3%)と、1割~2割弱の方がファンデーション離れしている結果となりました。しかし、シャンソン化粧品のメイクアイテムの中でもカラーベースの「ブライトベース」はコロナ禍においても使用されており、「全くメイクをしなくなった」ということではなく、「ファンデーションまでは使わないが最低限の肌色を整える」、「メイクが薄くなった(ナチュラルになった)」という方も多いようです。


■コロナ禍で新たに使うようになったメイクアイテムは「目元」のアイテム

コロナ禍で新たに使うようになったメイクアイテムの問いに対しては、マスクで隠れない目元のメイクを楽しんだり、重視したりする傾向が見られました。



「我慢していること」は、「本当はやりたい」という欲求の声でもあります。長く続いたコロナ禍も出口が見え始め、マスク着用などの制限が緩和されつつありますが、今後はコロナ禍で控えられていたリップメイクも再び注目を集めることが期待されます。
シャンソン化粧品では、特約店サロンにてエステを通じてお客様のお肌に合ったお手入れを提案しています。引き続きお客様の声を大切に、お客様のお肌を第一に考えた安全で効果的な商品開発・提案に努めてまいります。